理想的な応用問題

子供たちの知らない重箱の隅をつつくような問題を出すのは、やっぱり悪い意味で難しい問題です。

良い意味での難しさは、見たことのある問題と見たことのある問題をかけ算して、まったく見たことがない問題を作ることですから。

塾講師たちも基礎と基礎のかけ算で応用問題が形成されている場合は、それがどれだけ難しくても悪問だとは苦言を呈しません。

ただ応用問題を解くために応用的な知識しか必要とされない場合は、それは悪問だと苦言を呈されることがあります。

確かに基礎と基礎のかけ算で応用問題を作るのは時間がかかりますし大変な作業ではあるのですが、入学試験ならそういう品質は保たれて欲しいなと思います。

やっぱり2万人も受験して満点が1人も出ないという試験は、どう考えても間違っています。

今年の共通テストも理科の「生物」は結局はそうなったようなので、なんだかなぁと思います。

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