不変からの逸脱

最後にもう一つだけ。

実は生物の定義には、もう1つ付け足すと考えることもできます。

それは「何らかの目的を持って行動する」ということです。

一般的にはこの目的とは「生きる」ということになるでしょうね。

ただ実はこの当たり前の行いが、「実は宇宙の意思に反逆をしているのでは……?」という意見もあります。

この理由は、宇宙の根本原則として「エントロピーの増加」があるからです。

エントロピーの増加とは、時間が経てば経つほど森羅万象は単純から複雑、さらに混沌へと変遷する逆らえない流れです。

無秩序主義の世界で、約38億年前から生命の基本であるDNAを見事なまでに秩序だったまま、どさくさ紛れに歴史を紡ぐ我ら生物は宇宙からしてみればとんでもない変な奴なのです!

一節では「宇宙の意思に反逆を企てるものが生物を作り出し、宇宙に反旗を翻せる時を待っているのでは」という話もあります。

ただ人類500万年の歴史では、まだまだ宇宙に手も足も出ないでしょう。

よくSF作品ではこういう時に「今回の人類は失敗作だ!」と創造主が怒り、人類を絶滅させたりしますが、そうはならないように願うばかりですね。

ということで、今日の学習ブログも「勉強と感情」です。

よろしくお願いいたします。

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