夏休みの宿題 家庭科と僕

こんにちは。
学習塾マジック代表の髙橋です。

家庭科の夏休みの宿題で「料理を何か一品作る」というお題は、僕の学生時代から存在していました。

いったいいつからそのような家庭科の文化が存在するのでしょう。

残り半世紀も続けば”無形文化財”に認定されるかもしれません。

きっとそれが全国の家庭科の先生の野望なんでしょう。半世紀後にぜひとも見届けたいと思います。

僕は男子厨房に入らずという厳格な家庭で育ったわけでもないですし、学生時代から料理をしたことがなかったわけではないはずですが、なぜか中学生の夏休みの家庭科の宿題で作った料理はいまだに覚えています。ようするに料理をしたことがなかったわけではないという記憶は僕の都合の良い過去の改竄で、実際は料理をそんなに作っていなかった可能性もあります。過去とはいつも都合の良い方に美化されるものです。ちなみにその時に作った料理は「キムチの何か」でした。料理の作成時にはなにかという部分にも固有名称を与えたはずなんですが、情けないことに今となっては忘れました。ラタトゥイユ的な西欧の響きがする言葉だったのかもしれません。人と違うことが正しいと信じた中学生時代の愚生ならば、韓洋折衷という四文字だけで垂涎していたはずです。

しかし、この家庭科の宿題にはとても趣を感じます。

保護者様が学生の夏休みの時に体験したものを、時を超えたいまご子息・ご息女も体験するということです。

何よりの家庭科の教育でしょう。

そう思いませんか?

ということで、今日の学習ブログのテーマは「勉強と彼らの道」です。

よろしくお願いいたします。

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