こんにちは。
学習塾マジック代表の髙橋です。
後悔先に立たずということわざがあります。
なるほどなと。
もちろん僕も後悔は数知れずです。
「あの時あぁしていれば、こうだったやもしれぬなぁ」
そんな意味のない空想をすれば、四六時中時間を潰せるかもしれません。
でもいまの自分を後悔しているかというと、実はそこまでは後悔していません。
すべてをひっくるめて、たった一度の僕の人生だろうと。
そう受け入れていますから。
ダメなところは美化して表現すれば愛嬌とも呼ばれます。
自分自身で自分の人生に愛嬌を感じるのもおかしな話ですが、世の中はおかしくないことのほうが少ないものです。
ただ、どうしても取り返しづらいものもあります。
その代表例が大学の進学先です。
親元から遠く離れてしまうことがまるで異国に旅するように深遠なるものに思われた深窓の令嬢のような18歳の僕は、関東圏を根城と決めて進学先も選びましたが、そんな僕の心を惹きつけた場所が近畿地方にはありました。
その名も京都府です。
いまにして思えば京都府という歴史情緒ある夢のような舞台で、大学時代という自由極まりない青春時代を過ごしていたなら、きっと今の僕が知らぬことも知れていたのではないのだろうかと。卒業論文は「青春と鴨川等間隔だった」はず。我が国の少子化の一途を変貌させる意義ある研究になった可能性さえ、僕の部屋の隅のあるのかないのか分からない塵ほどはあったでしょう。
まことに悩ましきものです。
僕たちが本当に縛られるのは体験できた過去ではなく、体験できなかった過去なのかもしれません。
ということで、今日の学習ブログのテーマは「継続するために、実は大切なこと?」です。
よろしくお願いいたします。
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