ありのままの自分になるの?

こんにちは。
学習塾マジック代表の髙橋です。

”アナと雪の女王みたいな子供たちが最近増えているよね”という塾講師界隈での話を耳にしました。
もちろんアナのコスプレをしている女の子が増えているよねという話ではないと思います。それは結構前の話です。
考え方の話です。
「ありのままの姿見せるのよ♪ ありのままの自分になるの♪」
もしかしたらそんな風に歌いながら日常を謳歌する子供たちが増えているのではないかということです。
(……っていうかアナと雪の女王の一作目の公開って2014年なんですね。約8年前ですよ。やばくないですか。時空がゆがんでいる気がしますね。なんか数年前に「ありのあまの姿見せるのよ♪ ありのままの自分になるの♪」というフレーズを洗脳でもされるように聞いていた気がするのですが。僕の気のせいなんでしょうか。8年前と考えると、いまの中高生世代にはドンピシャなのかもしれませんね……)

「じゃあ髙橋。お前はどう考えているんだ、アナ雪問題を」というと、正直に言ってなかなか難しい問題だよなと思います。”やりたいことで生きていく!”という思想は、これからも市民権を増していく一方でしょうしね。

じゃあそんな時代で勉強をする意義とはいったい何かと問われたとしても……実は僕はあまり困りません。
「子供たちの本当にやりたいことのためにも勉強が必要になる」というスタンスで僕も塾講師をしていますので。

直球に表現をすると保険ですね。
学生のうちにそれなりの学歴を身に着けておくと、大人になってから必ず役立つよということです。

子供たちがやりたいことのために頑張ったとして、必ずしもその夢が叶えられるわけではありません。かつて僕も夢を追って朽ち果てた身です。その言葉にはなんと説得力があるでしょう。そして僕が再起できたのも学歴があったからです。学歴が無ければ僕はいまもなお僕は朽ち果てていたかもしれません。就職先は塾講師ではなくて、たんぼのかかしだったかもしれません。だから僕は”自分のやりたいことを本気で追いかけたい子供たちにこそ、万が一のために学歴を手に入れておいてもらいたい”のです。別に学歴はあっても損するものでもありませんしね。

現代は子供たちがいろいろな将来を選択できる世の中だからこそ、あえて勉強を大切にしてもらいたいなぁ。
今日はそんなお話でした。

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