本番で最高点を取れるのは良い試験です

これから本当にどうなるでしょうね、大学共通テストは。

昨年の数学ⅠAは問題文がとても読み辛く、なおかつ計算量が多すぎるという非難を浴びたのですが、それを受けて「ふぅん。じゃあこれがオーソドックスでしょ?」という精神で今年は数学ⅠAの難易度をここまで易しくするとは。

問題文も導線が明瞭ですし、計算量も良心的です。

そればかりか邪道問題ではなく、王道問題が頻繁に顔を出します。

定石どおりに青チャートを熟知(丸暗記)していれば、焦らずに対応できますね。

今年は本番の共通テストで過去最高点を叩き出せた子もぼちぼちいるようです。

昨年とは大違いですね。

入学試験に必要なのは勉強が足りていた子と勉強が足りていなかった子の振り分けであり、地頭を比べることではありませんから、個人的には理想的な難易度だったのかなとは思いますが。

ただこの優しさが、2025年から本格的に始まる入試改革の嵐の前の静けさでなければいいなぁと思います。

しかし一般入試がこんなにもロシアンルーレット感があるのなら、それは年内入試(推薦入試)を経由で大学に進学する子も増えますよね。

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