隣の芝生はどう見えるか?

自国の教育システムを良いと考えるより不十分だとする傾向が強い | Ipsos

隣の芝生は青くて元気よく見えて、自分の家の芝生は小汚くてスカスカにみえるものです。

世界中で、誰だって。

だから僕はあんまり日本の教育が、海外と比べてうんぬんとかは思いません。

どこもかしこも、良いところがあれば悪いところはありますし。

ただ他国で「しまった! 子供たちへの教育方針を間違えた!」と反省していることがあるとすれば、似たような教育システムは取らないほうが良いと思いますが、どうも人間ってやつは、「いいや! 私たちの国だったら絶対に上手くいくはず! よそはよそ、うちはうち!」と素晴らしき愛国心に溢れているご立派な御仁が多いみたいで、世界中で似たような教育の失敗をしていることもあるので、それはなんだかなと思いますが、遠い国の失敗からは学べないことが人間のご愛嬌なのかもしれません。

ま、そうじゃなければいくら隣の芝生は青かろうと、こんなにも現場の教育者たちが自分の家の芝生に頭を抱えないでしょう。

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