こんにちは。
学習塾マジック代表の髙橋です。
今まで学習塾講師をしていた中で受験生の子供たちに「黒磯高校と大田原高校・大田原女子高校に大きな違いはあるの?」という質問はよくされました。
僕自身は黒磯高校出身なので、正直に言ってなかなか難しい質問にはなります。
基本的に僕は最寄りの進学校に行くことを推奨するタイプなので、黒磯高校の近い所に住んでいれば、黒磯高校でもいいんじゃないと僕は答えます。近さは最大の強みですから。通学時間の有利さを勉強時間にあてることができれば、大田原高校・大田原女子高校に進学しても黒磯高校に進学しても入学できる大学に差はないのかと思います(まぁ大前提として通学時間が少ないだけ、たくさん勉強をすることが必要になりますが……)。
でも最近は正直に言って少しずつ考え方が変わってきました。
やはり理由としては大学入試における推薦枠の増加傾向でしょうか。
学生時代の若かりし僕は一般入試で合格することに美学を感じるような自己陶酔型の青年だったので、入学試験において推薦という手段を用いたことはありませんでしたが、受験を応援する立場のいまとなっては違います。推薦も素晴らしい手段だなと思います。僕もあのまま自己陶酔を続けていたら、今ごろ水仙の花になっていたかもしれませんし、考え方を改めてよかったと一安心しています(……水仙の花という僕の渾身のネタはギリシャ神話にあります。もしもご興味があれば、ギリシャ神話と水仙で検索をすれば答えに辿り着けるはずです……)
大学への学校推薦が強い高校に入学するのは、これからの大きなトレンドになるかもしれません。
進学校に入学する意味がどんどん強くなるということです。
そのような点も含めて新中学3年生は、これからの一年間の過ごし方を考えてみるといいのかもしれません。