SVOC ― 目的語を説明する“影の主役”
主語(S)+動詞(V)+目的語(O)+補語(C)。最後に潜む 補語 が意味を決める!
SVOC(第5文型)は、目的語(O)が「何であるか」「どんな状態か」を示す補語(C)が現れる文型。
読解でのコツは、常に OとCの関係 を見抜くことだよ。
🔑 OとCの関係を見抜く
O=C(同一関係)
They call him a hero.
→ 彼らは彼を英雄と呼ぶ。
O→C(状態変化)
She made me happy.
→ 彼女は私を幸せな状態にした。
分詞・不定詞など、いろいろ来るCの形
We found the door closed.
→ 私たちはそのドアが閉まっている(状態だと)わかった。(C=過去分詞)
They kept the engine running.
→ 彼らはエンジンをかけっぱなしにした。(C=現在分詞)
We want him to study hard.
→ 私たちは彼に一生懸命勉強してほしい。(C=to不定詞)
🧭 SVOCをとる代表動詞
状態にする/保つ
呼ぶ/選ぶ/名付ける
見なす/思う/感じる
Oが〜する(させる/望む)
⚠️ 読解での注意点
- SVOC vs SVO/SVC の取り違えに注意(Cを見落とさない)。
- Cの品詞は多彩(名詞/形容詞/分詞/不定詞/節)。形だけでなく「Oとの関係」を確認。
- 和訳は「O=C」か「O→C(状態変化)」を意識して自然に。
✅ 今日の要点ミニまとめ
- SVOC = S + V + O + C(CはOの説明)
- O=C(同一)か O→C(状態変化)かをまず見抜く
- 代表動詞の癖を覚えると高速判定ができる