かたまりを見抜くことができないと、英語は苦手教科のままです。
そもそもとして英語は原則的に、「何が」「する」「何を」「どのように」「場所」「方法」「時間」の順番で並ぶ行儀の良い言語なので、どこの部分が「何が」なのか、どこの部分が「する」なのか、どこの部分が「何を」なのか、どこの部分が「どのように」なのか、どこの部分が「場所」なのか、どこの部分が「方法」なのか、どこの部分が「時間」なのかということが無意識で処理できないと、やっぱり英語を読めたり書けたりする水準が高くなることはありません。
英文を暗唱できるようになると、このような言葉の流れが体系的に染み付くので、教科書に載っているような美しい(行儀の良い)英文は暗唱できるようにするのが1番のおすすめですが、タイパなるものを求める現代っ子たちはそれを受け付けないなら、英文を見たら意識的にどこの部分が「何が」「する」「何を」「どのように」「場所」「方法」「時間」なのかを判断することを根気よく続けていれば、徐々に1つの英文がいくつかのかたまりとして処理できるようになります。
そうすれば本当の意味で、英語が得意な教科に育っていくはずです。