塾講師あるあるかなと思いますが、塾講師って「反抗期の子」を見たことがないんですよね。
もちろん学習塾に通う子が純真無垢な子だけというわけでもありませんし、僕たちの見えないところで保護者様に絶賛反抗中の子が大多数です。
この現象を子供たちも親には甘えているので反抗しているとみる人もいますが、僕は違う持論です。
結局のところ反抗期って、今までは保護者様から与えられた価値観をありのままに受け止めていた子供たちが、自分なりの価値観を抱き始めるから起こることであり、子供たちが自分なりに作った価値観が保護者様の価値感と異なった時に起こるのが、反抗期のメカニズムなんですよね。
保護者様が子供たちの反抗期(自我の目覚め)を受け入れてあげないと、子供たちは自分の意志を持った大人に成長はできないんです。
この時期の保護者様の接し方は大切なのかなと。
まぁそうはいっても手塩にかけた子供たちに反抗されれば、イライラする保護者様の気持ちも分かりますがね笑。
ただそこで器の大きさを見せてあげることが、子供たちへの最後の教育になるのかなと、僕は思っています。