僕が思うに思考の本質とは、言語化をいかに鮮明に行うかです。
「暗記」と「思考」は分けて考えられがちですが、基本的にこの2つは同じです。
考えることが苦手という人も、脳の処理速度が遅いわけではなく、考える前提の知識がないために、思考に淀みがかかっているケースが非常に多いので。
たしかにいくら知識を覚えても、思考をする(言語化をする)段階で、自身の脳の処理速度は影響をしますが、「考えることが苦手」とか「考えることが遅い」とか、そういう次元の話を出来るのは、やっとこのレベルになってからなんです。
最近の大学入試も暗記だけでは通用をしないと言われますが、知識の暗記が無意味なのではなく、膨大な知識の暗記は当たり前で、そこから先に踏み込んで、自分の頭で考える(言葉で考える)習慣が大切ですよってことですから。
僕がこうして世の中に蔓延る風潮に一石を投じられのるも、受験の知識を持っているからですし、知識がないと、やっぱり人は考えることってできないのかなと。