RIETI – COVID-19が小中学生の学力に与えた影響:尼崎市の行政データを用いた分析
コロナ禍における、いろいろなことが分かりそうなデータですね。
興味深いなと思ったことはいくつかありますが、やはりメインは中学生のお話ってことで。
数学においては、中学生の学力中位~上位層は学力低下が起きていないようです。
中学生で数学が出来るってことは、小学生の頃から算数が得意だったよという予想はできます。
逆に中学生で数学が苦手だよってことは、小学生の頃から算数が苦手だったよという予想ができます。
算数が出来た子は、中学生の数学でもコロナ禍の影響を受けないほどに数学が出来るままでいられるし、算数が出来なかった子は、中学生の数学でもろにコロナ禍という悪い影響を受けてしまったのかなと。
まぁでも算数とは言っても、別に知識的な話ではないと思います。
結局は四則演算のスピードですから。
足し算・引き算・割り算・掛け算のスピードが速い子は数学ができるし、逆にそうでない子は数学で躓いてしまう、そういうことだと思うんですよね。
数学が苦手な子は、何を大切にすればいいか、このデータは教えてくれているのかなと。