最近はいろいろなものが本当に速くなりました。
20年前のパソコンなんか、電源ボタンを押してから操作できるようになるまで、3分ぐらいはかかりましたよね。
起動するのさえもこのモッサリ具合なんで、インターネットなんかを開いたらもっと大変です。
1つの情報を得るためだけに、四苦八苦をしたものです。
あまりの動作の遅さに現代っ子だったら、何ひとつも壊れてもいないのに、「なんだ、この変なパソコン壊れてんじゃないのか!?」と、やたらとでかい筐体の横っ腹を叩きたくなるレベルですね。
野球の投手とかもそうですよね。
20年前は150キロメートルのストレートを投げられたら、テレビで特集をされる怪物くん扱いでしたが、いまは160キロメートルのストレートを投げられないと怪物くんにはなれないでしょう。
結局のところ物事の進む先に待っているのは、スピード競争だけなんですよね。
勉強だってそうです。
20年前よりも勉強する量は小学生・中学生・高校生のすべての学年で増えていますし、学習のスピードを意識しないと戦えなくなってきているのかなと。