方程式とデカルト

いかに人類は「未知なるもの=X」と表現するようになったのか? – ナゾロジー (nazology.net)

方程式ではなぜ未知の定数を”、x”と置き換えるのかという話が載っています。

皆さんも方程式を勉強していると、「なんで”x”とか”y”とかを求めなくちゃいけないんだよ。こんなことして何になるんだよ」と思うかもしれませんが、そんな難しいこと学生さんに分かるはずがありません。

すべての始まりが哲学者なんですから。

皆さんもデカルトほどの哲学者になることができれば、”x”とか”y”とか求める意味も想像できるようになっているかもしれませんが、デカルトほどの哲学者にもなれば、”x”とか”y”とかを求める意味を想像することよりも、”この世界に生まれた意味、そして生きる意味”を想像するような立派な哲学者になっているでしょうし、ようするに”x”とか”y”とかを求める意味は、もう誰の手にも触れられないってことです。

しかしデカルトは”方法序説”という著書で、方程式に悩む皆さんへの指針を1つ残しました。

それは「困難は分割せよ」という言葉です。

この言葉の意味を理解できれば、デカルトを理解できるかはさておき、方程式は理解できるはずです。

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