”数学が嫌い!”は、数学が可哀想です

頭の中に数学の地図を作ろう – WirelessWire News

数学は多様性が認められている、現代的な学問です。

20という数字の表し方でさえ、”20×1″、”2×10″、”4×5″のような掛け算でも、”100÷5″、”80÷4″、”40÷2″のような割り算でも、”5+15″、”10+10”、”12+8″のような足し算でも、”100-80″、”50-30″、”25-5″のような引き算でも良いので、ようするに無限大の可能性があります。

数学は世界の縮図です。

数学は”答えの出し方が1つではない”という、とても大切なことを教えてくれていますからね。

しかし受験数学だけは、実際のところ”解法を暗記していないと厳しい”です。

数学の試験時間と問題量を考えると、高校受験にしろ大学受験にしろ、思考力ではなく、”自分の知識を頭から取り出して、どれだけ速く課題を処理できるか”という問題処理能力だけ問われていますから。

本来は数学って自由な教科なのに、暗黙の了解という不可視なルールでがんじがらめに縛られているんです。

数学も数学なりに苦労しているわけです。

だから皆さん、数学には優しくしてあげましょう。

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