授業は選ぶもの、それとも取るもの?

英語では授業を受けることを、「take a class」と言います。

直訳すると、「授業を取る」ということになります。

言葉は天使にも悪魔にもなりますので、「授業を受ける」という言葉で育てられた子供たちと、「take a class」という言葉で育てられた子供たちとでは、見えない差ができると言いますか、見えない溝が出来るのは自然なことですよね。

「授業を受ける」という言葉を大人たちが使いつつ、子供たちに主体的に学ぶことを強要するのは、矛盾という状態に片足を突っ込んでいるのかなと。

使う言葉を「授業を取る」というモノにしてみるだけでも、子供たちの学ぶ姿勢はもちろん、教える立場の教育者の考え方も精錬されていくのかなと。

言葉って日常的に触れるものなので、言葉の影響って大きいですから。

神は細部に宿るとは言いますが、僕はこの細部の正体は「言葉」だと考えているので、言葉1つで良い神様が宿ることもあれば、言葉1つで悪い神様が宿ることは忘れずに、これからも自分なりに言葉を綴り続けたいなと思います。

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