学習と時間差

その場で上達する学習、後で身につく学習…脳では全く別過程 東北大など | Science Portal – 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」 (jst.go.jp)

参考書の解法を真似てみて、気持ちだけは理解しても、いざその類題を解いてみると、なぜか頓珍漢な答えが出てしまうという経験は、僕自身も高校生のころは数学の問題で何度も出くわしました。

そういうときは潔く諦めて(不貞腐れて)昼寝をしたあとに、もう一度問題を解いてみると、なぜか今までは行っていた変な計算を行わずに、すんなりと答えにたどり着けるということはよくありました。

昼寝をして脳が回復したから、解けるようになったと十数年思っていましたが、こちらの研究結果によると、僕の脳は「じんわり学習」を行っていたおかげで、解けるようになったということになります。

たっぷり昼寝をして起きたあとの、「??? なんか今なら解けるかもしれないなぁ!」という出処の分からない自信は、実は脳が準備万端だったことを合図として送ってくれていたということになります。

当時の僕が自信過剰だったわけではないようで、一安心しました。

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