学校のトイレ掃除を、業者さんがしている市町村もあるんですね。
お掃除まで含めて勉強なのかは、いろいろ考え方がありますよね。
「心が汚れているから、教室やトイレも汚いんだぞ! うんぬんかんぬん!」という説教を、僕も学生時代はされたような覚えがありますが、「いいか、この世界には光が当たらずに、影で暮らしている人がいるんだよ。教室のすみにあるホコリみたいにな。でもお前たちは、そういう人を救ってあげられるような、立派な大人になれよ」と言ってくれるような、ハードボイルドな先生に出会いたかったものです。
しかしトイレ掃除の機会に、「トイレットペーパーをちょ~っとだけ残して、新しいものに変えない人とだけは、絶対に結婚するなよ笑」ということをユーモラスな先生に教わったような気がしまして、学生時代はその意味がいまいち分かりませんでしたが、大人になると意味が分かった気がします。
むしろその意味を知って、人は大人になるのかもしれません。