実は僕たちは「自分のためにお金を使う」よりも、「他人のためにお金を使う」ことに幸福を感じるんです。
(だから税金とかも心理学的には、自分の支払った税金の使い道が分からないから不満に思うのであり、「あなたの今年度支払った税金は、このような立場の人のために役立ちましたよ」ということの周知を徹底すれば、税金への不満は減ります)
こういう他の人のためにお金を使ってあげたくなる心理的バイアスが人間にはあるので、いくら少子化だからと言っても、「学習塾の業界」が大きく縮小することはないんだろうなと思っています。
個人的にはこれからの子供たちにも、おすすめの業界です。
でもやっぱり学校の先生ではなく塾講師を夢として選ぶ子供たちは珍しいでしょうし、そういう「珍しい」という感情が、少しでも薄れる世の中に近づけていきたいなと。