現在日本には、9頭のパンダがいるようです。
でもそんなパンダよりも、展示数が少ない動物もいるようです。
ラッコです。
ラッコって、日本の水族館に3匹しかいないようですよ。
「毛皮が目的の乱獲」や「タンカー事故による個体数の減少」の影響を受け、ラッコの主な生息域を担う米国が輸出を禁止していることが大きいようです。
1994年には日本の水族館にも122匹のラッコがいたようですが、そこからは減少の一途をたどって、現在ではついに残り3匹になってしまったと。
ラッコは石を使って飲食する動物なので、似たようにお箸やフォークを使って飲食をする僕たちは親近感が湧きやすい動物なので、何だか寂しいですね。
自然界にいるラッコまで、いなくなってしまうことがないように願うばかりです。
(ただ20世紀初頭の乱獲の最盛期には1000~2000頭まで減ってしまったと予測されていたラッコの生息数も、現在は12万5000頭ほどまで回復していると考えられているので、また僕らが不必要にラッコに絡んだりしなければ、ラッコがいなくなってしまうことはなさそうなので、大丈夫なのかなとは思いますが)