「宿主を殺しながら増殖する」葉緑体のない新種の寄生性ミドリムシを発見 – ナゾロジー (nazology.net)
ミドリムシは植物の性質を兼ね備えて光合成によって成長できるので、太陽光と水と二酸化炭素が生命の三種の神器となる謎深い動物です。
しかし日本で、葉緑体のない新種のミドリムシが発見されたようです。
一部のミドリムシが、他の生物に寄生して生きていることは知られていましたが、今回のミドリムシは長い寄生生活の結果、葉緑体を失ってしまったようです。
ほかの生き物に寄生をしていれば、わざわざ自分で光合成をしなくても栄養は補給できますし、「う〜ん。光合成って面倒臭くなってきたなぁ。なんで動物のくせに、植物の真似事なんかしなくちゃならねえんだよ! 今となっては光合成なんかしなくても生きていけるし、葉緑体なんか削除しちゃえ! その代わり、宿主からの栄養補給に特化するぞ! 吸い尽くせるだけ、吸い尽くしてやる! ガハハっ! 寄生生活のコスパ良すぎ!」と、寄生ミドリムシくんが考えるのも、まぁ納得できる話ではありますよね。
これも1つの進化の形なんでしょうか。
世界に蔓延るのは闇ばかりです。
あぁ、光は何処へ。