人手不足というのはどこの業界でもそうかもしれませんが、学習塾の業界でも深刻です。
まず第一点として、インターネットが普及し、情報を簡単に共有できる社会なので、「学習塾の時給2,000円はハッタリだ!」ということが多くの大学生に周知された事実はあるかなと(学習塾の場合は、授業前に「授業準備」や、授業後の「報告書作成」は賃金が発生しなかったりするので、実際の時給は1,000円以下だったりするんです……)
しかしそうした裏事情を踏まえても今までは、大学生の子には学習塾は「高額」アルバイトの分類に入ったはずです。
でも最近は違うのかもしれませんね。
ほかのアルバイトの時給が軒並み上がっている中で、学習塾のアルバイトの時給は微増なので、学習塾の時給が「普通」になり始めています。
その結果、いますぐに大学生がメインの完全個別指導塾の質が下がるわけではないでしょうが、長期的な視野で見ると……質は必ず下がりますよね。
昔は集まってくれた大学生の子たちが集まってくれなくなるのは、苦しいものがあります。
こればかりは僕も、大学生中心で回している現場の先生は大変だろうなと同情をしますね……。
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magic
学習塾マジック代表の高橋です。 学習塾を作り上げる際に、一番最初に決まったのが塾の名前でした。 学習塾マジックのマジックには、”魔法のように成績が伸びる”という意味が込めてあります。 一人でも多くの地元の子供たちに、この”マジック”を体験していただくことが私の願いです。