本番でミスしないためには、本番でミスする前提で行動する必要があります。
計算ミスはいくら注意しても、起きてしまうものですし、計算はミスするものだと割り切って、最後に計算を見直しする時間を取るのが賢明です。
最初から計算ミスをしないようにと、ゆっくり丁寧に計算をしているうちは、残念ながらいつになっても数学が得意教科になることはありません。
計算の遅さは、数学では致命的ですからね。
まずは素早く計算して、最後に丁寧に見直しする習慣をつけたほうが絶対にいいです。
普段の勉強から計算のスピードを追い求めて、最後に必ず見直しする癖をつけておくと、見直しをするスピードも上がっていきますので、本番の試験中も、素早く問題を見直しするというご立派な芸当もできるようになります。
数学を味方の教科にするのは大変ですが、数学が味方になると心強いでしょうし、多くの学年で計算を中心に学んでいる4月だからこそ、みなさんそれぞれ計算のスピードというものを、もう一度意識してみてはいかがでしょうか。