質の高い勉強には、質の高い休憩も欠かせません。
一般的に人間が集中力を保てる時間は、長くても25分と言われています。
25分の作業と5分間の休憩を繰り返すボモドーロ・テクニックなども流行している昨今で、本日は集中と休憩の2つの関係性について深掘りをしてみたいと思います。
【1. 勉強に集中できない原因とは?】
勉強に集中できない原因は、環境の要因・心理的な要因などいろいろ考えられますが、「頭が疲れてしまっている」というケースも多いです。
頑張り屋さんな子ほど、頭が疲れてしまっているなかでの勉強をしてしまいがちです。
ただそうすると、どうしても効率が悪くなってしまいます。
真面目な子ほど「今日は集中できていないから、もっと勉強しないと!」と思って、勉強の合間の休憩時間を削ってしまったり、睡眠時間を削ってしまいがちです。
これでは悪循環なので、勇気を持って頭を休めるということも大切にしてみましょう。
質の高い勉強をするために、しっかり頭を休めることも大切なことです。
【2. 勉強が頭に入らない日の対処法】
今日は集中できないなと感じたら、国語の語彙・社会や理科の一問一答・英単語など、1つ1つの問題を解くのに時間のかからない簡単な問題を、中心に勉強してみることがおすすめです。
集中力があるときに国語や英語の読解問題や数学の勉強などはやれば良いだけなので、その日の自分の調子を振り返って、柔軟に学習する教科は変更していきましょう(学習塾マジックでも、曜日ごとに指導する教科を指定するような方針ではありません。その日の皆さんにあわせて、最良な教科を勉強してもらいます)
【3.適切な休憩方法とは?】
勉強中の休憩方法は「頭を休める」・「気分転換」の2つの効果があります。
もちろん休憩方法としてスマホを触るということも悪くはありませんが、SNSなどの確認をすると気分転換はできても、頭を休めるという効果は少ないかもしれません。
また5分間の休憩のはずなのに、「もう少し休憩しよう。その分、勉強すればいいや」という気持ちがズルズル続いて、結局は残りの勉強時間がすべて休憩時間に変わってしまったということもよくあることではないでしょうか。
しかし気分転換で音楽を聞くのは有益だったりしますので、スマホにもデメリットがあるだけではありません。
上手にスマホを使うことは、上手な休憩に不可欠です。
上手にスマホを使えるようになりましょう。
またすごく疲れているときは、仮眠をするのも有効です。
10分ぐらい目をつぶっているだけでも、頭がスッキリしますよ。