英語の習得に必要な時間

「日本人が英語を使いこなせるようになるのに、何時間かかるのか?」

この定義には諸説ありますが、外交官などを養成するアメリカ国務省のFSIという機関では、英語話者が日本語を実務可能に仕上げるまでに、3,520時間のトレーニングプログラムが用意されているようです。

逆に考えれば、日本語話者が英語を話せるようになるには、3,520時間が必要だとも考えられます。

でもそもそもFSIは外交官の養成を担う機関ですし、想定された対象者は「頭脳が明晰である」「学習へのモチベーションが高い」という勉強に欠かせない最高級のエンジンを持っていると仮定されていますし、この理論を大衆にも適応するのは……正直に言って酷ですよね。

現実的なラインではFSI基準の1.5倍である5,300時間から、多いときはFSI基準の2倍である7,000時間ぐらいの見積もりは必要ですよね。

教育の現場だと、授業と授業外活動を合わせても2,500時間ほどしか確保できませんし、やはり4技能の「読める」「書ける」「聞ける」「話せる」を広く浅く教えることは、日本の英語教育の足かせになっているなと思わないこともない、今日この頃です。

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