例えばいまAとBという人物がいます。
Aは知的で、勤勉で、衝動的で、批判的で、頑固で嫉妬深い。
Bは嫉妬深くて、頑固で、批判的で、衝動的で、勤勉で知的。
すぐにどちらかを選んでと言われると、多くの人がAのほうを選んだそうです。
人は印象の大部分を初めのほうの形容詞に引っ張られるために、「知的から始まるAさん」と「嫉妬深いから始まるBさん」ではAさんのほうに好感を抱きやすいと。
まぁすぐに選べと言われれば、それが自然ですよね。
心理学の世界ではこれを「初頭効果」と呼ぶそうそうです。
先ほどの実験がすぐに選んでねと言われたのに対して、逆に少し時間を経ってからどちらの人が良いかと聞かれると、Bを選んでしまうそうです。
理由としては時間が経つと、人間の記憶に長く残るのは「あとからの情報」なので、最後の印象が「嫉妬深いA」と「知的なB」では、Bのほうを選ぶと。
心理学の世界ではこれを「親近効果」と呼ぶそうそうです。
心理学にはほかにも様々な法則がありますので、思春期特有の悩みを抱えた時にも心理学を頼ってみると、解決の糸口が見えてくるかもしれませんね?
ということで、今日の学習ブログも「勉強と感情」です。
よろしくお願いいたします。
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学習塾マジック代表の高橋です。 学習塾を作り上げる際に、一番最初に決まったのが塾の名前でした。 学習塾マジックのマジックには、”魔法のように成績が伸びる”という意味が込めてあります。 一人でも多くの地元の子供たちに、この”マジック”を体験していただくことが私の願いです。