二極化する成績

フタコブラクダです。

平均点が60点のテストならば、「100~90点が10%」「90~80点以上が10%」「80~70点が10%」「70~60点が20%」「60~50点が20%」「50~40点が10%」「40~30点が10%」「30~20点が10%」のように平均点前後のみ人数が多く、それ以外は満遍なく得点者が分布しているのが1つの理想ですが、実際のところ平均点が60点のテストでは、「100~90点が10%」「90~80点以上が20%」「80~70点が15%」「70~60点が5%」「60~50点が5%」「50~40点が15%」「40~30点が20%」「30~20点が10%」のように平均点が60点前後とは言え、最大のボリュームゾーンが「90~80点」「40~30点」に分かれてしまっているのが、ラクダのコブのようなんです。

これは「格差社会」のきっかけになりますし、非常に憂慮しています。

子供たちの世界はまだまだ狭いので、下位層のボリュームゾーンが増え、「身近に勉強が出来ない子」が多くなるにつれ、もしも自分が勉強できなくても……焦りを感じずに安心をしちゃうので、余計に心配ですよね。

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